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真言観法

仏教と密教

「真言観法」と締められている『念持真言理観啓白文』。
真言念持の観念や
陀羅尼の意義について書かれています。
即身成仏義、声字実相義、般若心経秘鍵
からの引用もあり、読みやすい。
ぱらぱらつまみ食いしています。

「諸仏も法界なれば、我が身、中に在り
 我が身も法界なれば諸仏、中に在り
 諸仏は宇宙そのもの」

私は宇宙(仏)のなかにいる、
自分も宇宙(仏)そのもの

「一切衆生は無量の仏智
 みな悉く具足すれども知らず覚らず
 この故に如来慇懃に悲嘆して種種の方便をもって、
 種種の法を説いて衆生を利益したまふ」

そういうことですね、
向こうから、目覚めさせ、誘ってくれる。
如来の慈悲は完全に平等だけれど、
受け取るこちらの器量はいろいろ。

「動なるを生死と名づけ
 静かなるを涅槃と名づく
 迷えるを衆生と名づけ
 悟る諸仏と名づく」

中川先生は、
現象に動かされているのが迷い
現象を超越しているのが悟り
と訳しています。

覚鑁さんが引用している、
最も有名な文章が、

「(陀羅尼の)
 一字も臓に入れば、万病生ぜず
 即身に仏身の空寂を証得す」

五臓に五形、五色、五字、五大、五智を相応させる、
きわめて密教的な観法です。

高野山アーカイブページ更新:『念持真言理觀啓白文』

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