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オン オーム オーン

仏教と密教

オン ニコニコ ハラタテマイゾ ソワカ
のように、
オンで始まる真言は多い。

梵語でOは長母音なので、
オンは日本語訛り。

音韻と造字法の違いで
om(オーム)とoṃ(オーン)があります。
漢訳では、唵。

梵和大辞典には
「om」
聖字 祈念又は祈祷文の開始の際
読誦の前後に於て或いは敬虔なる挨拶として用ゐらる。
多くの神秘的解釈あり。

とあります。

『秘蔵記』27に

oṃ字はa,u,mの三字もつて躰となす。(原典では梵字)
阿(a)字は法身(仏性そのもの)
塢(u)字は報身(修行した結果のブッダ)
麼(m)字は化身(僕らの目の前にあわられたブッダ)
なり。
この故に三身の義あり。仏身とおよび仏性となり。

65には、
唵字に五種の義あり、として、
1,帰命
2,供養
3,驚覚
4,摂伏
5,(上の法報化の)三身
をあげています。

驚覚は、
春の風と雨によって、土中から虫が現れ、草木花開くように、
我が身中の法身も、
大慈悲の風により、
自然宇宙の力添えによって出現する。

摂伏は
国王に呼ばれると、役人は暑くても寒くても参集するように、
自他の煩悩や悪業の勢力も、
唵字を聞いてみなことごとく降参して集まる、
ということ。

上記を心に止めて、
オーン
と心静かに唱えます。
空気が揺れるか揺れないかくらいに。

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