般若心経はこう始まります。
観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄。
観音さまが、
般若の智慧を完成させるための瞑想修行をしている時に、
あらゆるものは「空」であると感得した。
身体も心も、
それらを構成する元素もすべて「空」だと分かった時、
一切の苦しみが消えた。
お大師さんは『三昧戒序』の中で、
真言行者に必要なものとして、
信心、大悲心、勝義心、大菩提心
をあげ、
そのうち大悲心は、
一切衆生を観るに、猶し己身および四恩のごとし
(すべてのいのちは、自分自身または父母兄弟姉妹と同じに見える)
と言っています。
でも、現実にはいろいろ苦労やイライラが絶えず、
優しくなれないことが多い。
宗教的な方法で苦を滅するのはちょっと難しいので、
他の方法で考えてみると、
イライラしたり心に不快なことがある、
人といさかいなるのは陽性な毒が身体にたまっているからで、
そのような時は
1、息を15秒くらい止める。
2、冷たいシャワーを浴びる。
3、たくさん歩く、ゆっくり食べる、口を閉じて鼻で呼吸する
がいい。
陽性を消すために、
陰性な野菜果物水分を多くします。
そもそも、
「私」が「存在している」ということが真実の象徴です。
それに、
大悲心、やさしさは先天的なもの。
いろいろ悩まなくて大丈夫。
多くの人は「今のまま」が「ちょうどいい」ように なっています。
そうでなければ存在しない。
悩みは自分で作っているだけ。
それに、
好き嫌い、良いと悪い。
二つに分けてものを考えると、
苦しみが多くなります。
実は世の中には、
好きと嫌いのほかに、
どちらでもない、どうでもいいものがあって、
それが一番量が多い。
この、どうでもいいものが心の緩衝になり平衡を保ちます。
両極端の執着から離れる。
空に近づく。
だから、どうでもいいものを多く知っていれば、
その人は苦しみが少なく、
優しくなれる可能性が高い。


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