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女性

仏教と密教

朝晩涼しくなって、
普通に生きているのが申し訳ないように思う初秋。

さて、

染色体とか性ホルモン云々とかで、
男になったり女になったりしますが、
女になれなかったできそこないが男かもしれない。

その名残で僕らにも乳首があるんだろうな。

陰陽で見れば、
受精の時、
お母さんのほうが陽性で元気が良ければ男の子が生まれ、
お父さんのほうに、よりストレスが無ければ女の子が生まれます。

陰から陽が生まれ、陽から陰が生まれ、と繰り返します。

だから三兄弟のお母さんというのはとても強い女性のはず。

陰性な女性には陽性な卵子があり、
卵子のほうが精子よりエネルギーが強ければ、
陽性が強いのだから男の子になる、
というのが陰陽の法則。

私の好きな女性、
まずは慧春尼。
15世紀の小田原最乗寺。
この曹洞宗の厳しい道場の門をたたく。

その美貌が修行の妨げになる、
と入門を拒否されると、
自分の顔を鉄火鉢で焼いて出家した。
最後は燃える薪の上で坐禅を組んでの火定。

たった一人の女人の美貌でぐらぐらするようなのは仏法ではない、
という求道の姿勢を示した。

もうひとりは大石順教尼。
日本舞踊のお師匠さんだったのだけれど、
養父に両腕を切りおとされた後、
小鳥が美しい声で鳴き、
腕も無いのに子育てをするのを見て、
高野山で出家修行。後に京都・佛光院住職。

障碍者の母子の相談を受けてから、
ちょっと横になると言ってそのまま、
夜露が大地に落ちるように息を引き取った。
昭和43年、世寿八十一。

箪笥には葬儀用の写真と遺書があり、
一銭の貯えも無かったと言う。

以上、『遺偈・遺誡』(大法輪閣)から。

順教さんの師僧は高野山の金山穆韶前官は、
私の恩師・田中千秋大僧正のお師僧さんでもあるので、
何だか心安い。

他にも、
お釈迦さんのお母さん・マーヤー
お釈迦さんの養母・マハーパジャーパティ
お釈迦さんの奥さん・ヤソーダラー

この辺は『釈尊をめぐる女性たち』(渡辺照宏著・大法輪閣)に詳しい。

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