明日、眼科へ送って、
と87歳の母が言う。
何時?
10時半に家を出ればいい。
受付11時までだから。
予約はしないの?
そういうのはない。
翌朝、タイヤ交換をしてから
母を送る。
12時ころ、迎えに来る約束をして、
ホームセンターでチェーンソーを買い、
いろいろ作業チェック。
12時ちょっと過ぎ、迎えに行くと、
まだまだ、待合室には大勢の患者さん。
受付の人が
どなたのお迎えですか
〇〇です。
前に5人待っていますから
もう少しかかります。
はい、わかりました。
また、家へ戻り、事務仕事して、
12:45 家を出て迎えに行く。
病院まで350メートルの交差点で信号待ちをしていたら、
母がこちらへ向かって歩いている。
青空と葉桜の下、
腰の曲がったおばあさんが、
暖かそうな服装で、
わりときちんとした足取りで、
ゆっくり歩いている。
一幅の絵。
ちょっと先回りして、先の信号で母を待つ。
早かったね、1時間くらいかかるかと思ったよ。
30分だね。
歩いて帰れば自信がつくと思った、
と言う。
どこか寄る?
スーパーヘ行って。
ショッピングカートを押して母をあとを歩く。
一つ一つ食品を入れながら、
何か言っている。
これ、安いから。
これ、おいしい。
かな?
あんた、食べたいもの買いな。
はいよ。
買い物をして、帰宅。
調べたら眼科から家まで2.2キロ。
少し前までは、
各地の歩け歩け大会や
スリーデーマーチなどのウォーキング大会に積極的に参加していた母。
いい運動靴履いて、
青春18きっぷ持って。
その頃は時速6キロくらいだったらしい。
2.2キロ、
今はどれくらいかな?
2時間くらいかかるかな、
と母が言う。
また、歩こう。
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