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密教、仏教、精進料理、望診法の

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パーンと弾ける時

仏教と密教

唱えたり、観想したり
拝み続けていると、
仏の身密(秘密のおこない)
口密(秘密のことば)
意密(秘密のおもい)
の三密が内に充満します。
仏さまがいっぱいに入ってきて、
ある時パーンとはじけます。
その時、
三密は遍満し、
自分と自分以外の差別は無くなります。

塩人形を海に入れるように、
煙が昇って空に溶けるように、
ミルクとコーヒーが混ざり合うように、
一緒になります。

『即身成仏義』には、

(地・水・火・風・空・識の)
六大をもって表す法界のいのち、悟りの本体は、
これをさまたげるものなく常にとけあっている。

悟りの世、悟りの真実の姿は
互いに関連して離れない。

行い、言葉、想いの三つの神秘のはたらきが
互いに力添えして速やかに叶う

一切の身が互いに重々にとけあい、
あたかも帝釈天の珠網の如くを即身となづく

とあります。

帝釈天を飾る網は、
その結び目が宝石。
宝石と宝石が互いに映り合い、照らし合い、
溶け合っている。

僕らの世界も、
そうなっているはず。

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