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空はどうして青いのですか

仏教と密教

五大六大の瞑想では、

頂上にケン字あり
虚空に等し
青色団形にして大空輪あり。

字輪観など日常の修法では、

空大=宝珠=青
と観想し、
空の智慧は虚空の如し
そこから五色(五智)の光が放たれる。

つまり、

青はすべてを包んでいる色、
空はすべてを包んでいる本体。

だから、
そらは青いのかな。

『秘記』に
およそ青色とは自余の四色、和合の色なり。
諸色の中において、浅なるは青、深なるは黒なり。
黒きを深玄といい、青きを浅青と名づけるは、けだしこの謂いなり。
白赤黄の三つ、黒色に合すれば、おのずから浅青となる。
かるがゆえに知んぬ、青色は四色和合なり。
『大疏』の15にいわく
「虚空はよく一切の色像(所含の色形)含す。すなわちこれは
 一切の色(所含の色形)を具するなり。
 もし、ただし空の色(本色)によらば浅青の色なり。
 即ちこれ草木の葉の色のごときなり」

『秘蔵記』17に
「頂上に釼字を念え、虚空にして青色なり。また五色の光を具足せり」

とあります。

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