現象界は真実界の顕れであり、
世界は如来の三昧耶身
という立場があります。
仏(真理)が変身したり、
身に伴ったりしている。
シャツを着るように、
仏を着ている。
ご飯を食べるように、
真理を食べている。
恋人と会うように
仏に逢う。
そして、
世界は曼荼羅。
色・かたち・動き
好きなもの、きらいなもの
文字と言葉
僕らのはたらき
が曼荼羅。
これらが離れていない。
Aクンは嘘つきで、すぐに暴力をふるう。
人をだまし、モノを盗み、
みんなを困らせてばかりだ。
Aクンも仏様の顕れだから、
Aクンの言うことを聞いて、仲よくしよう。
でも、
そういう人とは、仲よくしないほうがいい、
とお母さんは言う。
母も仏様の化身、お母さんの言葉も
仏の言葉。