89歳の母と期日前投票へ。
投票所入場券が届かないので、
マイナンバーカードを持って会場へ。
ところが、
宣誓書に記入して入場、
○○さんですね、
はい。
でOK。
身分証明一切なし。
母は年寄りだけれど政治には関心があります。
戦争は絶対にダメ。
それはさておき、
2014.12.11に、
11年前に亡くなった父と期日前投票へ行きました。
アルツハイマーがとても進んでいたころ。
以下、当時の日記から転載。
父はひとりで投票所へ行って、
自分で判断して投票することはできない。
でも、選挙管理委員会からは父にも投票所入場券が届いています。
投票所へ行くと、投票券を渡し、
パソコンでチェックされて名前を確認。
父は元気に、そして丁寧に
ご苦労様です、
と挨拶をする。
小選挙区の投票用紙を渡される。
ちょっと認知症があるので介添えします、
と係員に声をかける。
投票記載台で
僕は自分の分を急いで書いて投票してから、
お父さん、そこにある3人の中から名前を書くんだよ
えーっと、だれにしようかな。
3人の候補者名を見る父。
この人は知らんなあ
おっ、この○○さんは知ってるなあ
・・・ホントかよ
僕の後ろには係員が立つ。
候補者の名前は言わないでくださいね
と言う。
基本的に、字を書ける人ならば、
ボケ老人でも投票は問題ない
とのこと。
特定の候補者名を書くように誘導しなければ、
あれこれ指図しても構わないみたい。
字が書けない人の場合は、
係員が会話で意志確認をしながら代理投票する、とのこと。
父は時間をかけて迷った挙句、
自分の名前を書けばいいんだな
と結論付ける。
違うよ、そこの3人から選ぶんだよ。
そして、ひとりの名前を特定し、
その名前をしっかり読み上げながら書いている。
投票箱に入れ、次は比例区と最高裁判事国民審査
党名は言わないでくださいね
と係員が僕に言う。
・・・それくらいは承知しています。
そこに書いてあるナニナニ党とかから、お父さんが好きな党を選べばいいんだよ。
そうか、じゃあ○○党だな
と周囲に聞こえる声で言いながら、
○・○・党 、と声に出して確認しながら書く。
筆圧が強すぎて鉛筆の芯が折れる。
続いて国民審査。
やめてほしい人だけ×をつけるんだよ
と言うと、
そういう人はいないから
と○をつけようとする。
ああ、何も書かないでいいですよ
と係員が口を滑らしてしまう。
で、めでたく投票を終える。
こういうことは今の時代、
ひとつの問題提起にもなると考えて父を連れて行ったのだけれど、
果たしてどうなのだろうか。
投票所を出た父は、
面白かったなあ、
と言ったけれど、帰宅したら選挙のことなんか覚えていない。
父も国や家族や将来のことには関心がある。
戦争はダメ。
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