仏壇があると便利なのは、
拝む気になること。
仏壇があれば、
お線香を立て、合掌する気になる。
もちろん仏壇が無くても、
どこでも拝めます。
仏壇の前で拝むのは練習、
本番は日常生活。
いつでも拝む。
目覚めた布団の上で、
トイレで、
シャワー中に、
顔洗いながら
歯磨きしながら、
ご飯食べながら、
歩きながら、
あの人と会う前に、
さよならの後に、
ふと、気がついたときに。
好きな時に好きな真言。
寝る前、布団の中で。
拝むとうつります。
祈りがうつる、風邪みたいに。
例えば、
目覚めた時(金剛起菩薩)
oṃ vajra tiṣṭha hūṃ
オン バジュラ チシュタ ウン
口を漱ぐ(金剛喜菩薩)
oṃ vajra-sādhu saḥ
オン ヴァジュラ サドサク
洗眼(仏眼)
見るものすべて仏であるように。
ノウマクサマンダ ボダナン センダバロシャナ ソワカ
洗面(金剛笑菩薩)
oṃ vajra-hāsa haḥ svāhā
オン バジュラ カサコク
歩きながら、
好きな真言を好きなリズムで。
寝る時(金剛寂静尊)
oṃ vajra-śanti hūṃ
オン ヴァジュラ シャンティ ウン
口から出る音は
すべて真言でありますように。
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