『三昧耶戒序』に何度も出てくる文です。
一切衆生はヒト、動物植物虫鉱物、存在するもの全部。
四恩は、
父母の恩、衆生の恩、国王の恩、三宝の恩
何を見ても自分のこと、
もしくは恩人のごとくである、と。
なさけ、すくいの心は、
悟りを求める人の心である、と。
それはわかっているのだけれど、
歳をとるごとに頑固になって、
なかなかできなくなるように感じています。
「宇宙無縁の一切のすべてを観ること自身のごとく。
然る所以は善人の用心は他を先とし己を後とす。
三世を達観するに皆是我四恩なり」(三昧耶戒序)