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心こそまことのよりどころ

仏教と密教

気分転換したいとき、
『弘法大師聖語撰抄』(高野山出版社)の頁をめくります。

「近くして見難きはわが心
 細にして空に遍ぜるはわが心なり
 わが心広にして大なり」

自分のものでありながら、
その実体を知りがたいのは、
わが心である。
(『十住心論第九』)

「衆生の自心其の数無量なり。
 衆生狂酔して覚せず知せず」

すべてのことは心のはたらきに依るのである。
人は誤ってその事実を知らない。
(『十住心論第十』)

「如来は実の如く実義を知りたもう
 この故に大覚と号す」

さとるとは、ものごとの真の意義をあやまりなく知ることである。
如来とはそういうかたである。

「実の如く自心を知るは、即ち是れ一切智智なり」

自分の心を真に知ったものは、
一切を知る智慧を得たものである。

「自ら諸法の本源を運んで三界を画作えさして、還って自ら其の中に没し、
 自心熾然にして備に諸苦を受く」

人はみずから作った世界の中に、
我が身を沈めて苦しんでいるのである。
(『吽字義』)

「行行として円寂に至り
 去去として原初に入る
 三界は客舎の如し
 一心は是れ本居なり」

総てのものは行き行いて死に至り、
あらゆるものは去り去って墓場に入る。
人の世は旅に宿る仮の姿、
心こそまことのよりどころ
(『般若心経秘鍵』)

心の実体は無い。
だから、
こだわらない、くらべない、風通しのよい大空みたい。

さあ、また始めよう。

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