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瞑想の原理

仏教と密教

一枚の紙に
表と裏という二つがあるように,
ひとつの心には、
本有と修生の二つがあります。

『真言名目』には、
「本有とは、 万徳円満し、 若しくは凡夫、 若しくは聖者、
 その徳互いに具足し欠減なし。
 修生とは、 彼の本有の徳互いに顕現し、
  観行力を以て之を開発し、 漸々に修習し、
  次第に出生するが故に」
とあります。
国会図書館デジタルコレクション

みんな、生まれつき素晴らしい可能性を持っている。
その可能性を見つけだし、勉強とトレーニングすれば、
次第に現れてくる。

裏表合わせて一枚の紙であるように、
本有(本からあるもの)と修生(実践修行して現れるもの)が
ひとつになったときが、悟りの成就。

そのほか、
ひとつのものの二つの面が、
不二であると観る時、
本心が円満成就します。

聖と凡
右と左
上と下
阿と吽
本初と完成
自分と自分以外
陰と陽
精神統一真理を見る眼
客体と主体
胎蔵と金剛界
諸法の本有と、正邪を分別する智慧
世界と自心


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