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光とsamādhi

仏教と密教

サマーディと読みます。
旧訳で三昧
新訳は三摩地
坐禅瞑想の最終局面のこと。

元々の言葉の意味は
組み合わせること
結合させること

これが真理への深い瞑想
ということになります。

栂尾先生は
三摩地こころまとめ
と訳しています。

「その境地の明亮なること、
 なおし満月の潔白にして分明に一切を照らすが如く」
『菩提心論』

心がまとまり
動乱せず、
静寂平安の状態。

そこに住して拝むことで、
本尊の世界を体験します。
それは元々の清らかな心や
菩提心を思い出すこと。

samādhiの状態では

瞑想の対象のみ光り輝き、
自分は虚空の如く、
智慧(真実の観察)が輝いてる

と教わりました。

瞑想がうまくいかない時、
いくつかの工夫があります。

・気が散る時(昂奮)
心を強く内側へ向けます。
真面目なことを考える。
道場など狭いところで瞑想する。

・気が緩むとき(弛緩)
対象をつかむ力を引き締め、明瞭にします
楽しいこと、好きなことを考える
広々とした場所で瞑想する。

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