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本来の心

仏教と密教

「男女もしよく一字を持てば
 朝朝もっぱら自心(実相、浄菩提心)の宮を観ぜよ
 自心はただこれ三身の土なり(心中に仏が住している)」
(「喜雨の歌」)

毎朝、自心を観ぜよ、
そうすれば、いろいろわかる、
ということかな。

「三時に上堂して本尊の三昧を観じ、
 五相入観して、無上悉地を証すべし」
(「承和の遺誡」)

これはお大師さん61歳の時。

毎日拝んで、
三昧の中で、
仏の中で、
悟り、完成を目指すべき。

『一切経開題』に

「修行の人すべからく本源を了すべし。
 もし本源を了せざれば学法益なし。
 いわゆる本源とは自性清浄の心なり」

自性清浄心は菩提心、仏心、自心。

とにかく、
如実に自心の本性を知り、
菩提心に通達すること。

人間本心の広大清浄に坐り続ける。
迷い・煩悩は関係ない。
人間本来仏という基本に生きる。
煩悩などどうでもいい、気にしない。

『三昧耶戒序』には、

「大日の光明廓として法界にあまねく、
 無明の障者たちまちに心海に帰せん。
 無明忽ち明となり、
 毒薬たちまちに薬となる。
 五部三部の尊、森羅としてまどかに現じ、
 刹塵海滴の仏忽然として湧出せん」

いいなあ、と感じます。

仏さまに囲まれて拝み、
仏さまと一緒になる世界。

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