昔のブログ

密教、仏教、精進料理、望診法の

動画はこちら

縁に遇う

仏教と密教

「巨石は重くして沈み、蚊虻は短くして飛ぶ。
 しかりといえども、
 巨石船を得つれば深海を万里に過ぎ、
 蚊虻鳳に附きぬれば、高天を九空に翔る」
(『性霊集』巻第四人の官を求むるがための啓)

水に沈む石も、船があれば海の向こうへ渡れ、
小さな虫も、鳳にくっつけば、万里を越えて飛ぶことができる。
縁に遇えば、大きな力を発揮できる、
ということ。

(大日如来を感得していない)自分でも、
(大日如来の顕現である)自分以外の力で、
目的地へ行けるかもしれない。

そして、
「遇うと遇わざると何ぞそれはるかなるや」
良縁にめぐりあうか遇わないかで、雲泥の差がある。

冒地さとりの得難きには非ず。 此の法に遇うことの易からざるなり」
(『性霊集』巻第二恵果和尚の碑)

悟るのが難しいのではなく、
その教えに出会うことが得難い。

私は恩師に出会って人生が変わりました。
恩師から褒めってもらったことが、
その後の生きる力、人生の支えになり、
今でも、困難を乗り越える力になっています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました