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神秘体験

仏教と密教

といえば、
お大師さんの『三教指帰』にある、
阿国大瀧岳ニ躋リ攀ヂ、土州室戸ノ崎ニ勤念ス、
谷響キヲ惜シマズ、明星来影ス

武内孝善先生の訳は、
私のまごころが仏に通じたのであろう。
あたかも谷がこだまをかえすように、
虚空蔵菩薩の象徴である明星が、
大空に姿をあらわした。
(『空海はいかにして空海となったか』)

星が口に入った、
などの訳が『御遺告』以降あるけれど、
ちょっと変。

宇宙と、仏と、大自然と一体になる、
ということかな。

これは虚空蔵菩薩の真言を百万遍唱える、
求聞持法の体験ですが、私も一度だけ修法しました
一万遍唱えるのに5~6時間かかるので、
50日か100日かけて行うことが多い。

私ももっと何度も修法したい。

この真言百万遍。

前後通計して百万遍
日数についての制限はないので、
途中辞めないで続ければ、
一日千遍千日でもよい。
千遍なら2時間くらい。

お大師さんはこの神秘体験を、
後に唐の国で、
灌頂という儀式などで追体験します。

ところで、
孤独感、幸福感、安心感、安定感、一体感など、
〇〇感って、どうなのだろうか。
妄想ではないの?

ちなみに、
求聞持法を修すると、
記憶力が向上し、あらゆる経典を暗記できる、
と伝わっているけれど、
これは百万遍唱えただけではできない。

求聞持蘇加持という、
牛蘇(牛乳でいいかな)を供物にして拝み、
日蝕か月蝕の時にお加持する。
これを服すれば
「聞持を得て、一度耳目に経るるに文義倶に解す。
 これを心に記して永く永く遺忘することなし。
 諸余の福利無量無辺」

私は先輩から、
お腹壊すから無理しないほうがいいよ、
と言われ、
唱えるだけで飲まなかった。

食事と睡眠を制御して拝んでいると、
脳を流れる血が変わります。

何を見るか、体験するかは
どんな血が流れているかです。

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