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密教、仏教、精進料理、望診法の

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三摩地

仏教と密教

お祈りが必要な理由

『菩提心論』に書かれています。無上の正しき完全な覚りである、阿耨多羅三藐三菩提あのくたらさんみゃくさんぼだいを求める人に必要なのが、勝義しょうぎ、行願ぎょうがん、三摩地さんまじ。 勝義は最高の智慧、存在とはなにか、一切のものに自性なく、一切...
仏教と密教

戒律散歩 寄り道

なぜ、殺したり盗んだりウソをついてはいけないのか。 いけないものはいけない、だめなものはだめ。 戒めが無く、止悪修善ができないと、心が清涼にならない。心が清涼にならないと、精神統一や瞑想行ができない。 蚊を殺すのと、殺さない場合とは、業が変...
仏教と密教

戒律散歩 一丁目

高野山で最初に授かるのが、菩薩三聚浄戒ぼさつさんじゅじょうかい菩薩が受持しなければならない三種類の浄らかな戒。1,摂律儀戒しょうりつぎかい  もろもろの悪をなさない。  これを保つことで、真如そのものになる。2,摂善法戒しょうぜんぽうかい ...
仏教と密教

自心中の曼荼羅を観る

脳内には大量の情報があります。AIのように。見たもの聞いたもの感じたものすべてが脳に蓄積されています。それらを処理する過程(プロセス)が意識。でも、大量の情報はあるけれど、脳にはyahooやgoogleのような検索方法がありません。自覚する...
仏教と密教

無染無着

清らかということです。誰にでもある自性清浄心のこと。 染まらない執着しないこれが成仏の方法 具体的には、事実と事実でないことをわけられる。無いものを有ると思わない。 比べないこと、マイペースで勉強すること。こだわらない、 努力工夫したけれど...
仏教と密教

心は休まない

大脳から神経が伸びて、その端っこに目と耳があります。顔の目と耳の上に大脳があるのは、そういうことなのだろうか。 それはさておき、脳の働きを心と考えるなら、心は常に動いています。脳は、心臓と同じように、生きている間は止まらないから。 五感と意...
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密教瞑想法私記6・広観

田中千秋先生は「一切の時に阿字をあげることが広観である。 日常生活と観行は、はなればなれであってはならない。 広観は、日常の観行化であり、観行の日常化である」と『菩提心論講話』に書かれています。 道場や仏前で拝むのは練習です。日常生活で即身...