大脳から神経が伸びて、
その端っこに目と耳があります。
顔の目と耳の上に大脳があるのは、
そういうことなのだろうか。
それはさておき、
脳の働きを心と考えるなら、
心は常に動いています。
脳は、心臓と同じように、
生きている間は止まらないから。
五感と意識、
自我と深層心理
それらも、気がつかないけれど止まらない。
炎が燃え続けるように、
川の水が途切れずに流れるように。
心は放し飼いの犬のように自由、
その時その瞬間、
最も強く刺激されたところへ走り、
ジャンプします。
ですから、
坐禅瞑想などの精神集中、心の統一法などは不得手のはず。
本能的ではない。
そういうことはできなくて当たり前かもしれない。
でも、
犬を躾けるように、
うろうろしている自由な心を
ちゃんと歩かせるようにトレーニングすると、
ちゃんと歩いて目的地へ行けるかもしれない。
ちなみに、
陰陽望診法では、脳(心)の様子を、
目と臀部で観ます。
知性は頭脳線と前頭部
情緒は感情線と頭頂部
意志は生命線と後頭部