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雪と心

仏教と密教

雪は不精なところを隠してくれます。

お大師さんの『声字実相義しょうじじっそうぎ』には、

五大に皆響きあり
十界に言語を具す
六塵悉く文字なり
法身はこれ実相なり

という偈があります。

あらゆるものは声の本体であり、
音響がその作用である。
妄語は迷いの苦を受け、
真言を語るものは、
人々の苦を抜き楽を与える。

「雪」とか「寒い」は言葉によって初めて「雪」や「寒さ」になります。

その言葉の使いかた次第で、
迷い苦しむ人になり、
他をしあわせにする人になる。

目に見える「雪」には「いろ」「かたち」「うごき」があるけれど、

心は「いろ」ではない。
心は「かたち」ではない。
心は「うごき」ではない。(大日経住心品)

「いろ」「かたち」「うごき」を脳が感じて「寒さ」を作ります。
寒さも脳が作るだけのこと。
脳の働きが文字、言葉で表れます。

この文字・言葉に、
愚者は愛着し煩悩が生れて迷う。
智者は文字・言葉が成立する原因条件を観察して、
それに執着もなく、捨て去ることもない。

赤ちゃんが笑う、泣く。

その時に抱きしめて、いっしょに遊ぶ。

それをしないと脳の発達は止まります。脳が止まれば心は無くなる。

それは雪よりも寒い景色。

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