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2011年3月31日の日記

仏教と密教

お父さん、買い物に連れて行って。
と言われて次男とスーパーへ。

板チョコやバターなど買っていた。
半月遅れのホワイトデーらしい。
妻と台所でごそごそ作っていた。

あの日からずっと休校で自宅待機。
今日は卒業式。

体育館は壊れているから図書室で。
卒業生15人と父兄と先生がただけ。
在校生はいない。

もしまた大きな揺れが来たら、
図書室の出入り口は一か所だから何となく緊張感もある。

小さな学校だから、
どの親も、
我が子以外もみな自分の子のように扱う。

ひとりづつ卒業証書をもらって、
歌があって、
狭い教室で質素で温かい式だった。

あの日、よくもまあ、ちゃんと家まで帰って来てくれたもんだ。
ひとりづつ先生が帰してくれたらしい。

先生も親も、
ようやくこの日を迎えられた、
という顔をしている。

生きていて良かった、
と思う卒業式なんて初めてだった。

まだ一日に数回、大きな揺れがあります。
僕らは地震や放射能に慣れてしまって、
ああ、またか、なんていう感じだけれど。

久しぶりに子どもらの歓声に包まれて、
太陽も輝きがいがありそうだった。

式のあとの教室で、子どもらが詩を読んだ。

僕らは遊ぶ

僕らは食べる

僕らはケンカする

僕らは仲良くなる

僕らは生きている。

輝く未来がある、将来の希望がある。

・・・

先生も父兄も泣いた。

あれから15年、
次男も社会へ出て元気に働いています。
彼女もいるみたい。

あの時から、
多くのかたが亡くなり、
今もつらい人がいます。
故人の菩提と、
復興平安をお祈りいたします。

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