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人みな仏、とはどういうことか

仏教と密教

昔々、仏・ブッダとはお釈迦さまのことでした。
お釈迦さまは法(ダルマ・真理の教え)を覚ったからブッダ(覚った人)です。

お釈迦さまの後、法そのものをブッダの本体を考えるようになります。
それが法身(dharma‐kāya)、宇宙法界そのもの、自然界そのもの、真理そのもの。

密教では四種の法身(いのちのあらわれ)を考えます。

1、自性法身
  宇宙全体の存在をつなぐ姿、呼吸や体温や成長などのエネルギーを保つ。
  例えば大日如来(宇宙法界、自性清浄心)
2、受身法身
  それぞれの個体個別の姿、自分で楽しみ、他を楽しませる。
  例えば阿弥陀如来、薬師如来
3、変化法身
  この世に現れる個性ある姿、親子としてつながる。
  例えばお釈迦さま
4、等流法身
  どのような存在にも、ともなる姿。
  例えば、あなた、私、すべての生き物、想像物。

法身(真理の体)なので、どの法身も仏の五智を具えています。

1、法界体性智(ありのままの、生きていることのバックボーン)
2、大円鏡智(鏡のようにありのままを映し出す、誤り邪見無く、無心に生きる智慧)
3、平等性智(差別なく、助け合う智慧)
4、妙観察智(よく見きわめて勉強する智慧)
5、成所作智(差別と執着なく行動すること)

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