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合掌

仏教と密教

合掌は、お願いのポーズ
ゴメンゴメン、と謝罪のしぐさ。

元々は敬礼作法。
礼拝、挨拶の姿。
右手が 仏、智慧(悟り、ゴール、自心を知ったレベル)
左手は衆生、禅定(トレーニング、自心を観察する)

この両手が合一するのは、
仏と衆生融会の姿、
すなわち成仏の相。

合掌はいん(印契)の基本形です。
仏像がいろいろな手の形をしているあれです。
仏の身密(身体のひみつ、おこない、なすこと)である印契は、
サンスクリット語ムドラー(mudrā)の訳で、
印章のように真実で虚妄のない、
ということ。
その形はそれぞれ、
悟りの境地、誓願を表現しています。

合掌礼拝する時、
信心が発現し、
我と仏が感応道交し、
迷と悟が一致。
自心の中の仏を礼拝し、
礼拝する私と、
礼拝される本尊が一致する、
そう観じます。

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