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心のほかに何もない

仏教と密教

よくよく考えてみると
心にあるものしか僕らは知らない。

見る聞く嗅ぐなどの刺激を感じ、
それらを思い、
計らい、
知り分けています。

でも、感じたことだけ。
感じていない、心内に無いことは知らない。

感じたこと(見る、聞くなど)が心を発生させますが、
それ以外は知らない。

宇宙の中にすべてがあり、
宇宙の外は無い、認識できない。

同じように
空間と時間は心の中にしかない、
心外はありえない、認識できない。

そもそも、心に外側は無い。

私が思惟し、観想する限り、
世界には心月輪のみあって、
それは潔白分明。

宇宙の中にすべてがあり
宇宙は素敵なように。

明るい、輝く、うつくしい、という働きのみがある、
とも考えられます。

大きな無限の心だけがあります。

無限の働きをします。

心以外は無いならば、
心は有るのでも無いのでも、
どちらでもありません。

ただ法界円明
大空のように

すべてが無碍一体

好き嫌いどちらでもない、
全てが自心の中にあるのですから、
すべてを大切にするのが仏。

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