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心の基本

仏教と密教

1,この世のすべては、始まりと終わりがあって、
  その間、止まらずに流れている。

この世のすべては、
「右と左」「冷と温」「上と下」「短と長」「軽と重」「止と動」「無と有」など、
互いの関係性で成り立ち、
どちらかがなければ、もう片方も成り立たない。

すべては、
自分で自立していない、実体はない。
有る、無い、どちらにも偏れない。

2,自分にとっての相手は、思いによって成り立っている。

見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる
思う、自我、
以上を管理する根本的な無意識、

これらによっている。

だから、みな主観的であり、実体はない。
生まれては消えるもの。

ものは思いようであり、
思いで、すべては変わる。

3,すべてに可能性がある。

仏性ブッダ五蘊からだとこころのなかにあり、
菩提心さとりは仏性を見るための手段
(『涅槃経』)

菩提心を起こせば、
本来の清らかさ(悟りの可能性)を自覚する。

発菩提心 則為於諸如来広大供養
悟り求むる行いは
金剛とはの仏の供養なり
(『理趣経』9)

一切有情 如來藏 以普賢菩薩 一切我故
金剛薩埵うちに入り
まことのわれをくみたてる
ひとのまことのその性は
如来ほとけ のそれに ことならず
(『理趣経』12)

無限の法界と
悟りの智慧は、
車の両輪。

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