昔のブログ

密教、仏教、精進料理、望診法の

動画はこちら

しあわせの次

仏教と密教

『大日経』具縁品に

私は、

万物が本来的に不生であること
言語表現を超越していること
罪過を解脱していること
原因と条件とに束縛されないこと
空の智慧が大空に等しいこと

を覚った、

とあります。

すべてのものは大切なもの、

それは、もともとあるもの。

つまり無限なもの。

始まりと終わりがないから、
言葉も罪過も因果も無い。
無限で広々している。

『秘蔵記』96に

本不生際というは、心は虚空のごとくにして不生不滅なり。
この本不生は不可得なり。アビラウンケンなり

つまり、

すべての存在は くうであって、

固定的なもの
限定的なもの
孤立的なもの
は何も得られないということ。

さらに

『秘蔵記』66

五字の観において不可得を観ずるその意いかん。

これは遣迷の義なり。至極の義にはあらず。

円明を観ずる

これ至極の義なり

言葉や文字で
限定して観想するのは、
まだ、迷い区別仕切りが残っています。

その先は、

差別分別なく

一面の円明。

ひとつ。

OFUSEで応援を送る

タイトルとURLをコピーしました