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新品の汚いもの

仏教と密教

ボロボロだった袈裟を新調。

ケサは梵語 kāṣāya の音写語、¥。
梵和大辞典には、
赤褐色の
とあります。

なんというか、
汚い色、という感じみたい。

袈裟はもともと肌の上に着る服ですが、
中国、日本と寒い地域に伝わり、
法衣の上につけるものになりました。

たくさん種類があります。
ほとんどが豪華絢爛。

これは、
折五条という略式の袈裟。
麻で、木蘭か浅黄か。

新しいものは、
ピンとかサラといって、
持っているだけで嬉しい。

自分をさらにする
ぴんになればいいのに。

汗やほこりで汚れた着物は、
洗濯すれば、きれいになります。

もともと、きれいだから。

僕らもそう。

でも、
汚れたものって、なんだろうか。

不垢不浄。

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