米ぞうの家

元気でいること、 仲良くすること、 立派な人になること。 それらが供養になる、 と考えています。 家族子ども友人縁者が、立派な人になれば、うれしい、安心する。 挨拶をする相手を気遣うたのしく食べる靴をそろえる恥ずかしいと思うことをしない手伝...

世界は主体と客体心ともの私と私以外で構成されています。 私以外は事実ですが、私は脳の創造物、実際にはどこにも無い。 大きな宇宙（事実）を囲って、それを私としています。 生きている間、眼鼻耳舌身の感覚器官が刺激を受けて、脳が思い、心が生じます...

「私」を観察すると、変化する五蘊　ごうんが仮に和合したもの。 五蘊は色にくたい・受かんかく・想おもい・行はからい・識こころにまとめる つまり、私（自我）という実体は無く、モノと心の変化するハーモニー 無いものに執着すると迷い苦しみが生じます...

自分は愚かで醜く弱く貧しい そして嘘をつき、悪口を云い、怒り貪り愚痴ばかり。 心はいつも不善を思っている。 でも、 その善悪を生じている心は、 無限に大きく全知全能の可能性があります。 ブッダになる可能性が。 自他をしあわせにする可能性が。...

あらゆるものは陽性（求心力）と、陰性（遠心力）のバランスで存在しています。 陽性だけなら固まって動かなくなり、陰性だけなら広がりすぎて破裂します。 モノも心も、政治も社会も宇宙も医学も哲学も。 この陰陽は常に変化し、生滅しています。 生まれ...

そして真言を唱えながら、 過去現在未来の差別を超越し、 宇宙が私を驚覚きょうがくして悟りへ導き、 真実・仏と衆生が同じ言葉を唱える、 本来平等な存在と実感します。 そして、 普段の生活では、 一切の音が真言であり、 私の口からも、 それが出...

過去現在未来の差別が生じる直線的な時間。 そこでは、 すべてに始まりと終わりがあり、 常に変化しています。 それとは別に、 始まりも終わりもない、 ぐるぐる回る円のような時間 も考えられます。 真言を唱えていると、 終わりたくない、ずっと続...