東海林さだおの「礼讃、生卵かけごはん」に、
「日本には二種類の”気楽めし”があるといわれている」
とあり、
一つはお茶漬け
もう一つが卵かけごはん
とのこと。
でも、
どちらも気楽に食べない人が結構多いらしい。
魯山人の『料理王国』中
「お茶漬の味」には、
「茶漬を食いたいと要求する肉体が、
自分の好きな茶漬を食えたらこんな幸せはあるまい
これがすなわち栄養本位といえよう」
とあり、時々真似をします。

納豆の茶漬
納豆は、白い糸がたくさん出て、
よく粘るまで二分くらい混ぜてから、
無添加天然醸造の醤油をちょっと入れて混ぜ、
またちょっと入れて混ぜ、とろとろにします。
熱飯で煎茶

海苔の佃煮茶漬
生海苔を純正醤油にからめ、
水か純米酒を加えて、さっと佃煮にします。
煮込みすぎると香りがなくなります。
海苔と醤油が上等ならうまい。

てんぷらの茶漬
冷えたてんぷらを、
あぶって少し焦がします。
熱いご飯に乗せ
煎茶をかけ、
生醤油か塩を入れ、
おろしたての大根おろしを載せまます。
コメント