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やるだけ、やらなければそれまでのこと

仏教と密教

現実世界を知るだけではなく、
絶対世界を知るありのままの智慧を
一切智々といいます。

識大、法界体性智も同じ意味です。

この一切智々をあらわすものが、
地水火風空の五大。

大地が一切のよりどころであるように、
一切智々もすべてのよりどころ。

同じく、
水が清涼で熱悩を取り去るように、
火が無智の薪を焼くように、
風が一切の煩悩の塵を吹き飛ばすように、
虚空が一切の分別を離れて、
染まらない着しない。

そういうもの。

心はもので表現されます。

この智慧を得るには、
菩提心を因とし、
大悲を根とし、
方便を究竟とし、

実の如く自心を知ること、

と『大日経』1にあります。

自心は本来清らかである、
これは信じるしかないのだけれど、
そこには先天的に優しさと思いやりがあります。
それをもとに生活する。

そうして、
気づいた心は空であるから
執着せず、自心を探究します。

世界の存在はみな違います。
同じものは無い。
その根底に平等な真如がある、

そういう立場です。

心はどこからも生まれない、滅しない、
無限である、
そんな感じ。

生活では、
やることをやるだけ
やらなければ、それまでのこと。

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