『大日経疏』に三種の観想が説かれています。
1,すべては原因と条件によって生ずるものであるから、
それ自体空である(即空観)
2,あらゆる存在するものは
心の現れにすぎないと観想する(即心観)
3,心と存在するところのものとは
ひとつでもなく異なったものでもないと観想して、
迷える心の働きを離れる(即不思議観)
「見えざる力の作用で動くのを見て非常に強い印象を受けたという事である。
その時の印象が彼の後年の仕事に・・・(寺田寅彦「アインシュタイン」)
ヨセフの心にさえ異常な印象を与えた。・・・(芥川龍之介「さまよえる猶太人」)
この印象が悟りです。
瞑想して、
どんな印象を感じるか。
それは、空であり、なんの感情もないのですが、
穏やか。
それが広がればいい。