春の法会で歓喜天を拝みました。
丸いお厨子におまつりしています。
頭が象で身体は人。
いろいろなお姿があります。
マンダラには、
大根と、
歓喜団(モーダカというインド料理)や武器を持って坐っています。


(『曼荼羅図典』)
お厨子の中は、
二体の立像が抱き合っています。
もともとは、
インドのビナヤカVināyakaという鬼神、
漢訳で歓喜天、
日本では聖天さんともいいます。
仏教の守り神になりました。
力は強いみたい。
本体は観音さま。
まあ、観音さまの弟子というか生徒というか。
真言はいろいろあるのですが、
oṃ hrīḥ gaḥ hūṃ svāhā
オーム 観音よ、ビナヤカよ、フーム スヴァーハー
悩み迷い苦しみが、
即、平安な心になる。

台座に龍が描かれています。
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