仏教と密教 すべてがきよらかな理由 心は条件によって生じますから、本体はなさそうですね。では、生じたものはきよらかなのか。『理趣経』の内容は、「いっさいのものは清浄にして妙なるものである その原理をあきらかにする」この道を知れば、知るべきことを知りえぬ障り心に悩みをもたらす障... 2024.06.30 仏教と密教
仏教と密教 仏の言葉 人はしゃべるタイプの生き物だから、何かきれいな言葉を話すのがいい。それは真言、思考する器。時には、昆虫や爬虫類のように、しゃべらない生き物になってみる。すると、念じる、祈る、他に何があるだろうか。思考して、しゃべらない。いや、思考しない。感... 2024.06.29 仏教と密教
仏教と密教 体重物語 トウモロコシの季節になりました。陽性な夏に摂れる、速く成長する、お米よりカリウムが多く、粒が大きい、など、陰性な特徴を持ちます。だから、夏にいい、陽性な体調にいい、水分と繊維も多いから、排毒効果も高い。それはさておき、私は身長173センチ。... 2024.06.28 仏教と密教
仏教と密教 何が無いのか 『般若心経』に、「無眼耳鼻舌身意」眼も耳も鼻も舌も身体も意識も、実体は無い「無色聲香味触法」モノも音も匂いも味も感触も世の中の全ても、実体は無いとあります。何にも無いのかしら。例えばあなたと手をつなぐ。最初はあなたの手を感じているけれど、そ... 2024.06.27 仏教と密教
仏教と密教 念彼観音力は52画 『観音経』には、「念彼観音力ねんびかんのんりき」という言葉が13回、説かれます。「彼の観音の力を念ずれば」例えば、假使興害意推落大火坑念彼観音力火坑変成池悪意によって、大きな火の穴に落とされても、彼の観音の力を念ずれば、火の穴は池になる。そ... 2024.06.24 仏教と密教
仏教と密教 いましめ お世話になっている東京のかたから仏像が届きました。30年くらい前から、とても心安くしてもらった、今は故人の作。聖観音と十一面観音像。とても美しい。まだ何体かあるようなので、場所を作って、いつか安置したい。梅雨になりましたね。田舎でも都会でも... 2024.06.23 仏教と密教
仏教と密教 ネコになる 私は今、ネコなら12歳くらい。猫は集団行動をせず、単独で狩りをするタイプなので、協力したり服従したりしないかな。甘えたいときは甘えるけれど、知らんぷりすることも多い。「ふれあい」などの、べたべたした気色悪さがない。群がって、みんなで仲良くあ... 2024.06.22 仏教と密教
仏教と密教 見上げてごらん 心の探求 いつでもどこでも、誰の上にも、どんな気持ちの時でも、空があります。大空、広くて大きい。『大日経』に、「心と空と悟りとは、 ともども分かち難きもの」(『和訳大日経』宮坂宥勝著)と説かれます密教には我即大日、我即法界という言葉もあります。大日如... 2024.06.21 仏教と密教
仏教と密教 真言は唱えたほうがいい ヒトはしゃべるタイプの生き物なので、せっかくだから真言を唱えたほうがいい。真言は、唱えて真実こころを観察する手段。唱えれば、思いが成就するサイン。仏と交流する方法。例えば、大日如来の真言a vīra hūṃ khaṃ『秘蔵記』には、「本不生... 2024.06.20 仏教と密教