昔々、
焙烙の底のおこげや、、
羽釜の底のおこげは、お腹の薬でした。
陰陽で考えれば、おこげは極陽性。
なぜなら、
陰性な水分が減っている、
おそらく焦げたものは炭素で、元素の中でも陽性。
焦げの苦味は、五味の中でもっとも陽性。
炭は赤い火がでるから陽性、と考えてもいい。
朝晩冷えて、はたまたお腹が冷えると、
陽性なものがおいしくなります。
僕の好きなおこげは、
圧力鍋で玄米を炊いて作ります。
圧力がかかったら弱火で25分炊き、
火からおろす直前の1分間、強火にする。
圧力が抜けたら、熱いうちに醤油を回します。
玄米はいわゆる酸性食品なので、
昆布シイタケ出汁で炊くのがいい。