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仏像開眼 心の眼 すべての本体

仏教と密教

新しく作った仏壇、位牌、お墓などを、
開眼供養することがあります。

何をするのか、
眼を入れる?
魂入れ、
なんていう人もいます。

開眼は、仏眼を開く。
拝む人の心の眼を開く。

どんな眼か。

『大智度論』では、五眼を説きます。

肉眼にくげん:現実の色形動きを見る自分の眼。
天眼てんげん:過去未来遠近大小壁の向こう側、なんでも見えちゃう眼。
以上二つは、外を見る目。
次からは自分の心を見る眼。
法眼ほうげん:正しく見極める眼。
慧眼えげん:すべてが隔てないことを見ぬく眼。
仏眼ぶつげん:あらゆるものをありのままに見る眼。

眼を開くとはどういうことか。

『弁惑指南』には、
すべての本体は地水火風空識の六大。
私の六大と仏像の六大と宇宙の六大と同じ。
同じ性質(無限の可能性)を持っているから、
何を見ても、
六大不二。

僕の眼も仏の眼も仏像の眼も不二。

煙が上り、大空に混ざるように、
この六大が周辺していると体験して、
六大に包まれて、
自他の六大が交流して、
拝むことが、
開眼。

そんな感じ。

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