仏教の目的は成仏
成菩提
人格の完成
自心をありのままに知る。
宇宙の中に自分がいて
自分の中に宇宙があることを体験する。
自他が、しあわせになること。
完成とかゴールとかはちょっと違う、
ゆきわたるしあわせ。
『大日経開題』に
成仏といっぱ、
正覚、正智、不生不滅、無始無終の義なり。
此れ則ち法爾所成の成にして、
因縁所生の成に非ず。
仏になったということは
正しい悟りを得て
正しい智慧に働き
現象に動かされず、
永遠の命を備えるということで、
言い換えれば天然自然、
真のあるがまま姿に成ったということである。
全く新しいものが作られるということではない。
性霊集98には、
もし自心を知るはすなわち仏心を知るなり
仏心を知るはすなわち衆生の心を知るなり
三心平等なりと知るをすなわち大覚と名づく
とあります。
幸せというのはみな違うから、
覚りも同じではない体験。
コメント