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煩悩と健康

仏教と密教

貪り、怒り、無知を三毒と云います。
諸悪・苦しみの根源、心の静けさを乱すもの。
このなかで、無知が根本で、そこから貪りと怒りも生まれます。
無知は、
自我などの無いものを有ると思うこと、
または、
事実と事実でないことを区別できないこと。

貪りは施しで、
怒りは忍辱で、
無知は智慧の体験で消えます。

または、
三毒を越えたところ、「あらゆるものは生じないという在りかた」を
体験すれば、三毒はあっても無くてもどうでもいい。

身体的に考えると、
三毒は健康な人にはありません。
不調やストレスがある人に生じます。

もっと、もっとという貪りも、
煮えくり返るような怒りも、
どうしようかという怖れも、
冷水を浴びると消えます。

冷たい水を浴びると、血液がアルカリに傾き、
(『陰陽と酸・アルカリ』)
その時に精神活動を刺激し、欲望が制御される。

いずれにしても、
貪り怒り無知などは、身体、脳の問題です。
脳内にどのような血液が流れているか
つまり、健康かどうかによって、
心は変わります。

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