行者が真実を求めて、
あれでもない、これでもない。
ここにもない、そこにもない。
探し求めて、ああ、
そんなものは無いのかもしれない。
ある時、
空を見上げたら、
青く大きく広く
無限を感じた。
その下にいる人はみな、
いとおしい。
そうでない理由が無いから。
現実世界は真実のあらわれ、
真実とは仏、自心。
そう感じた瞬間、
あらゆるものがなくなった。
みな同じもので構成されており、
同一体。
一即一切
一切即一
本来不生不滅
人間がいなければ仏性(さとり、真実)はいらない。
事実を正しくあやまりなく、
ありのままに見る。
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