皆さんは何をお祈りしていますか。
願い事はたくさんあるでしょうが、
基本はただひとつ。
自分とすべての人が悟りを開きますように
しあわせになりますように。
この願い
届きますか?
どこそこに行くと、
何かのご利益があるらしい。
そこへお参りすれば叶うかもしれない。
でも、真実と私と本尊はひとつ、
と考えれば、
お参りしなくてもご利益はあるはず。
お賽銭などお布施した人だけなのかな。
修行すれば悟る、仏になる、
と同じように、
お参りすればご利益がある、
ということかな。
そのご利益はどこまで有効なのだろうか?
そしていつまで。
無限で永遠ではない、
空ですから。
戦勝祈願は叶わなかった
疫病退散も。
古い文献を調べていたら
昭和18年
英米撃滅の呪文を唱えつゝ
(『加喜の観音』はしがき)
昭和18年4月10日より18日に至る弐年並びに米英撃滅祈願開帳に際して
(「千頭山立石寺畧縁起」)
とあります。
日本国際情報学会誌『Kokusai-Joho』 4 巻 1 号
によれば、
1943昭和18 年 5 月、アッツ島が玉砕、全滅すると、
仏教各宗派は戦勝祈願を進めます。
高野山においても「大東亜戦争必勝十万枚護摩法要」が、
11 月には首都圏真言宗各寺連合による「宿敵降伏の祈祷会」
が開催された、とのこと。
もっと前、1904(明治37)
日露戦争の時には、
真言宗は各本山の長谷寺、智積院、高野山金剛峰寺、東寺で不動明王を前に護摩を実施して戦勝を祈願した。(『仏教の大東亜戦争』文春新書)
戦争協力ですね。
そして、その願いは叶わなかった。
祈りは心が変わることです。
それによって、
感覚が変わり、
想いも変わる。
私は、懺悔します。
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