慈愛慈悲は生き物にもともと具わっている。
だから、子育て家族地域学校社会生活ができる、
と考えています。
『大日経』には、
悟りとは、如実に自心を知ることであり、
そのために、
百千万億無量劫に福徳(善行)と智慧の資量を積慈すること
とあります。
つまり、
慈愛という利他の長い時間の実践(方便)
誰もが、
眼前に苦しんでいる人を救済するために存在している。
『金剛頂経』では、
自心の心を各各に観察する三昧の真言を好きな回数唱えることで、
自心を知ることが成就する、
とあり、
念誦という象徴的なトレーニングで、
利他の実践を代替する、
ということかな。
いずれにしても、
自分の内外で慈愛の行をすることが自心を知ることであり、
悟りである、と。
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