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仏教の基本・定を楽しむ

仏教と密教

お釈迦さまが菩提樹下の瞑想修行で真理を悟った、
のが仏教の始まり。
悟った方法が定、深い瞑想。
そして、
定に住して法を説くのが仏教の基本、
定において説かれたものが経典、
般若心経の空も定(瞑想体験)によって説かれたもの。

定(じょう)はサンスクリット語サマーディー(samādhhi)で、
三昧、三摩地とも訳します。

密教では、
基本は満月の観想。
満月の中に梵字、仏具、仏像をイメージします。
なぜかといえば、
悟りとは自心を知ることであり(大日経)、
自心は満月のようである(金剛頂経)から。

そして、密教は直住月宮(じきじゅうがっきゅう)の教え、
月を瞑想し、自心が月になり、自身は月に坐ります。
月は悟り、智慧の象徴、その中に入る。
中に入るから、迷い煩悩などがあっても関係ない。
それらは外にあるものだから。

すみきった満月を胸中に観じてみましょう。
自心は、そのように美しい。

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