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密教瞑想法私記1・呼吸法

仏教と密教

空腹時、沐浴後、
ゆったりと坐ります。
舌先を上あごに軽くつけ、
唇と歯は、上下合わせる。
これによって睡魔と錯覚を避けます。

手は、
法界定印、または弥陀定印。
手のひらを上に向けることで、
筋肉の無用な緊張がとれます。

呼吸の基本は、
身体全体、毛穴から呼吸するイメージ。
『無畏三蔵禅要』に
「調気とは先ず出入の息を想へ。
 自身の中の一一の支節筋脈よりまた皆流注す、
 然して後に口より徐々にして出づ。
 また想へ
 此の気は色白きこと雪のごとし、
 潤澤なること乳のごとしと。
 仍ほ須らく其の至る所の遠近を知って、
 還って復徐々にして鼻より入りて、
 かえって身中に遍せしめよ。
 乃至筋脈に悉く周遍せしめよ、
 是の如く出入すること各三たびに至らしめよ」
とある。

つまり、
鼻から全身へ、
身中から鼻を通って法界へ

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