真言念誦について、
中川先生の『八千枚護摩供』にそうあります。
不動の信は仏、悟り。
数多く唱えるほどそうなります。
お母さん、とか
好きな人の名前を毎日呼んで、
10万回、100万回に達すると、
そういう境地になっているかもしれない。
真言を唱える
たくさん唱える。
いつでもどこでも唱える。
唱えるという行為で雑念を消し、精神統一します。
真言は仏です。
口から出た仏が自身のまわりにゆきわたる。
仏を唱えるのは仏。
真言は思考を保護するもので、
意味を理解して唱えれば、
自心中の宇宙と、
唱える自分と
宇宙が一緒になります。
個別心ではなく、
宇宙大の一心になる、
そう観想します。
好きな人が自分を包み、
自分の中に好きな人がいるように。