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究極の状態 3

仏教と密教

曼荼羅の状態こころは二而不二。
ふたつであって、ふたつでない。

無分別で、一心、全体
個別心ではない
そういう心。

すべてに価値のある違いがありますが、
全体の中で平等。

平等だから、
あらゆるものはよくよく見ると、
似ているところがあります。
似ているのは同じということ。

みな仏。

『性霊集第九』98に
「もし自心を知るは即ち仏心を知るなり。
 仏心を知るはすなわち衆生の心を知るなり。
 三心平等と知るはすなわち大覚と名づく」

『秘蔵記』75には、
自心、実相、本尊の三平等が説かれています。

さらに、
41本尊義には、
「我が本来自性清浄の心は世間出世間において最勝最尊なり。
 故に本尊という。
 また已上の仏の本来清浄の理も世間出世間において最勝最尊なり。
 故に本尊という。
 仏と我と無二無別なり。
 乃至
 一切衆生の各別の身中の本来自性清浄の理も、世間出世間において最勝最尊なり

 我れと仏とおよび一切衆生と無二無別なり。
 これ三平等の心なり」

だから、私の心の中にすべてがあります。

それが曼荼羅。

『大日経』住心品に
「いかなるか菩提、
 いはく、実の如く自心を知る」
自心は曼荼羅で荘厳されているさとりの世界
そういうことをトレーニングや生活のなかで体験します。

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