昔のブログ

密教、仏教、精進料理、望診法の

動画はこちら

天龍平安

仏教と密教

龍は梵語でnaga
おそらく、コブラとかトカゲが起源かな。

仏教では
仏法を守護する天龍八部衆の一。
龍族とか龍衆とか。
『観音経』にも出てきます。
「天、龍、夜叉、乾闥婆、阿修羅、迦楼羅、緊那羅、摩睺羅伽・・・」

大海に住み、雲を呼び雨を降らす。

お釈迦さまの誕生時、
天から清浄水を潅ぎ、
成道時には、
七日間の洪雨を身を覆って守りました。

経典には八大龍王が説かれますが、
曼荼羅には、そのうちの、
難陀なんだ龍王
跋難陀うぱなんだ龍王が描かれます。

(『曼荼羅図典』より)

食事作法では、
ごちそうさまの時に、
「難陀鄔婆 難陀龍王
 令捨悪道 生善趣中」

朝のお勤めでは、
「帰命頂礼在大海龍王蔵
 肝頚如意宝珠権現大士等」

と唱える。

如意宝珠は鳳凰の肝、龍王の脳中にあるから。

でもそれは違う。

如意宝珠は真実そのもの、
あらゆるものの主体となるもの。
つまり、自心。

立石寺の立石伝説では、
この寺は龍宮へ通じているらしい。

タイトルとURLをコピーしました