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ある悟りの瞬間

仏教と密教

般若心経の最後にある陀羅尼、
gate gate pāra gate pāra-saṃgate bodhi svāhā

般若波羅蜜の修行によって空を体験した様子。
ですから、
この部分の内容については、いろいろな解釈があり、
いろいろな意見があります。
いずれにしても、
悟りの体験の世界ですから、言葉に馴染まないのはしょうがない。

お大師さんは『秘鍵』のなかで、

 初めのギャテイは、声聞の行果を顕わし、
 二のギャテイは、縁覚の行果を挙げ、
 三のハラギャテイは、諸大乗最勝の行果を指し、
 四のハラソウギャテイは、真言曼荼羅具足輪円の行果を明かし、
 五のボウジソワカは、上の諸乗究竟菩提証入の義を説く。
 句義、是の如し。
 もし字相義等に約して之を釈せば、
 無量の人法等の義有り、
 劫を歴ても尽し難し。
 もし要問の者は、法に依って更に問え。
 頌に曰く、
 真言は不思議なり 観誦すれば無明を除く・・・。

とあるように、
仏教それぞれの立場での悟りを究め、
その中に入る義を説いたもの。

心の完全な静けさと、
心の原初に入ること、
と説かれています。

荷物を運んでいる時、
その箱の底が抜け、バーッと落ちて、
全部きれいさっぱりなくなったように、

考え事をしながら歩いている時に、
思いっきり転んですってんころりん
大の字で大空を見あげた時のように、

解放された身心が
gate gate pāra gate pāra-saṃgate bodhi svāhā

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