仏性とか如来蔵を考えると、
僕らはみな仏さまです。
仏さまは、智慧と慈悲の集合体。
誰もが本来無限の心徳をもっている
だから
すべての人、いのちを助け、
安楽にしようと思うのが当たり前、当然のこと、
ということになります。
生きるとは、そういうこと。
慈悲の行い(助け合い)をすること。
他を助けたら助かる。
なぜなら、
自分の心が充実し、平安になるから。
『菩提心論』に
「もし、勢力の増益するなくんば法に住して、
ただし菩提心を観ずべし」
とあるように、
他を助ける具体的なことができなくても、
一心に菩提心を観じる、
拝む、
三摩地(こころをまとめる)に住すればいい。
みんなの心身が安楽であるように願う、
みんなのいのちと自分の命はつながっている、
同じ大日(宇宙)のいのちである、
と瞑想し、体験します。