正式には、
『大毘盧遮那成仏神変加持経』
Mahāvairocana
abhisaṃbodhi
vikurvita-adhiṣṭhāna-vaipulyasūtra-indrarāja
nāma dharmaparyāya
大毘盧遮那は、
偉大なる光輝くもの、大日如来のこと。
太陽みたいである。
大日如来の智慧の光は、
遍くすべてのものを照らし、
闇(不安、危険)を消す。
太陽の光は必ず影を作るけれど、
大日如来の光は隅々まで照らし、
影を作らない。
太陽光で光合成したり、
温かさ明るさでいのちが育つように
大日如来の慈悲の光は、あらゆるいのち、存在を生かす。
大日如来の智慧と慈悲の光は世界と共にある、
太陽には寿命があるけれど、仏智は永遠。
大日=宇宙法界=無限=本来の自性清浄心
成仏は、
正しい完全な悟り。
ありのままに認識すること。
すべての存在の真実の姿と、
生滅変化する現象界などを、
明らかに誤りなく知る。
神変加持は、
様々な姿かたちになって、
いっさいのものに不可思議な力を加え護る。
宇宙のすがたで、
尊格の姿で、
お釈迦様のように、
わたしたちみんなのような姿で。
ホラホラ、大丈夫だよ、って。
すべては大日の真理の具現化である、と。
そこに気がついた時、
すべての苦脳は消える。
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