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密教、仏教、精進料理、望診法の

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米ぞう

仏教と密教

三密加持すればすれば速疾に顕る

密教の目的は即身成仏、この身のままで速やかに悟ること。(Becoming A Buddha in this very life) そのための方法が三密行。(The practice of three mysteries) 身密、口密、意密の...
仏教と密教

水晶の身体 Crystal body 5

水晶の身体、蓮華のように美しい慈悲の言葉、金剛の心、その上に、大慈悲の甲冑をつけます。これがあれば、迷い、愚かさ、怒り、貪り、魔力、不平不満などの相手に、敵意を持たせず、自分には忍耐力がつきます。だから、平安な心になる。 イメージしましょう...
仏教と密教

水晶の身体 Crystal body 4

目的地に到達しようとする決意、この心の永遠性を象徴するのが金剛。硬くて壊れないから永遠のシンボル。 その心をよくよく観察すると、それは宇宙と同じ。広くて大きくてすべてを含んでいます。 菩提心は悟りを求める心と、求められる悟りそのもの。菩提は...
仏教と密教

水晶の身体 Crystal body 3

水晶の清らかな肉体には、清らかゆえに、相手を理解しようとする心、同情する心、慈悲心があります。 たとえ、迷い愚かさによって再び汚れても、泥に染まらずに咲く蓮華のような心。 慈悲心から出る言葉を真言と云います。仏の言葉。 慈悲心があるから、他...
仏教と密教

水晶の身体 Crystal body 2

汗とホコリで汚れたシャツも、洗濯すればきれいになります。そのように、貪り瞋り愚痴慢心邪見を洗い流し、本来の自心にもどれば、それは浄らかな水晶のよう。 そこに、仏を盛り込みます。私の肉体は水晶の表面、宇宙法界、仏智の世界が水晶の中。 内側(悟...
仏教と密教

水晶の身体 Crystal body 1

あらゆるものは本来清らかである、買ったばかりの白いシャツのように。そして、肉体は仏の住居、と考えます。そこが、貪り、怒り、愚痴、慢心、邪見などで汚れるから、身・口・意を浄める瞑想によって洗い清め、好ましくない行い、言葉、想いの匂いを取り除き...
仏教と密教

曼荼羅

万物の本体は、地水火風空識の六大。万物の姿が曼荼羅。 maṇḍa は本質、la は成就の意。ですから、曼荼羅は、1,悟りの達成2,道場3,仏の集まり4,壇と、栂尾祥瑞先生は書いています。(『現代思想 』特集密教1983年9月号) 今いる家、...
仏教と密教

瞑想の原理

一枚の紙に表と裏という二つがあるように,ひとつの心には、本有と修生の二つがあります。 『真言名目』には、「本有とは、 万徳円満し、 若しくは凡夫、 若しくは聖者、 その徳互いに具足し欠減なし。 修生とは、 彼の本有の徳互いに顕現し、  観行...
仏教と密教

如意宝珠

落語「擬宝珠」によると、金属舐めが趣味の人は少なくないらしい。若旦那は、夢にまで見た浅草寺の如意宝珠を舐めます。 写真の宝珠は御影石。 如意宝珠はサンスクリット語のcintā・maṇiの訳。宝珠のmaṇi(マニ)は、多くの仏典、真言に登場し...
精進料理

納豆と木の芽のマルゲリータ

木の芽が柔らかいうちに、たくさん食べています。 お布施ボタン