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大日経散策 1

仏教と密教

修行して悟るのが仏教の目的。
修行の目的と修行方法を信じるのが信心。

これは、田中先生の「三昧耶戒序の理解」にあります。


菩提心というものがあります。
これもあると信じるしかない。
内容は、
白浄の信心、
悟りを求める心、
求められるさとりの心


悟りとは、
自らの心の空性をさとること。
ありのまま、自らの心を知ること。

心は働きだけで実在しないですから、
そこのところが、どんなものかを知る。

悟り求める菩提心を原点として、
大きなやさしさと思いやりを根底にし、
布施ほどこし持戒いましめ 忍辱たえしのぶ 精進はげむ 禅定しずまり 般若めざめる
の修行を手段とする。

心には、いろいろな姿があります。
それが六十種類説かれます。

貪心(むさぼり)

無貪心(求むべきものを願わない)

瞋心(いかり)

慈心(自我中心の愛)

擬心(他の言葉を鵜吞みにして、是非をわきまえない)

智心(世俗に小賢しく振舞う)

狸心(進んで積極的に修行しない)

狗心(向上しようとしない)

水心(なんでも洗い流す)

火心(燃えて熱を出す)

塩心(妄想に妄想を重ねる)

海等心(他の功績を自分のものとする)

穴等心(慢心して穴の補修に気づかない)

などなど。

観察した心を超越し、

大日如来の悟りの智へ至る。

それは、

本来ありのままの、本当の自分。

続きます。

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